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T.P.Dについて
T.P.Dについて
当社では、デザインのコミュニケーションツールとしてT.P.D(トータル・パッケージング・デザイン)システムを開発しました。
多くの採用をいただいたこのシステムはアナログからデジタルにも対応を始め、パッケージデザインの提案から色管理・デザイン管理などへと活躍の場を広めております。
T.P.Dの誕生
創業時から掲げている「デザインコミュニケーション」をコンセプトに
お客様と一緒に印刷用フレキソ版を作りあげるT.P.D(トータル・パッケージング・デザイン)をスタートしました。
デザインの段階で、本番の印刷に近い精度の高い見本を提供することでコミュニケーションを円滑に進めていただくことがT.P.Dの考え方です。
1985年より、段ボール印刷用のフレキソ版を供給するとともに2台の平台校正機を用いて実物大での仕上がり見本の提供を始め、多くの採用をいただき実績を積み上げてきました。
そして2017年システムの理念をそのまま、アナログからデジタルへと移行するため『Lab Proof SE』『Proof Jet F780 MARKⅡ』を導入しデジタル出力での仕上がり見本の提供を始めました。
デジタルの出力物においても見込み以上の効果が表れた事から2020年8月一挙に設備を増設し生産力を大幅に向上させ、デジタル化した新たなT.P.Dシステムへ切り替えを行いました。
T.P.Dの可能性
印刷本紙(前処理不要)で紙の風合いや色味を活かした校正・モックアップの作成が可能。
メディアの適応幅が広いのでクラフト紙や上質紙・軟包装フィルムや不織布から段ボールではEフルート(1.5mm)の厚みまで対応。
用紙はポスターサイズの定番であるA1やB2サイズはもちろん、最大でL版用紙(800mm×1100mm)までセットできます。(※印字範囲は736×1040になります。)
実機印刷時と同一の網点データ(擬似網)を出力できるため、モアレを近似再現可能
ホワイトインクの対応や段ボールの素材感を活かした校正、印刷時の見当ズレの再現など、実際の印刷仕上がりを想定した出力物を提供できます。
カラーマッチングソフト『Lab Proof SE』による色のコントロール管理も行うことができます。
~様々なニーズにも対応可能な幅広い印刷色の再現化~
PANTONE COLOR / DIC COLOR / 特色 / 段ボール印刷用インキ(DF COLOR)
原紙からの測定器を使用した色の取り込み等、ご要望に沿った幅広い色の再現化