Process
液状樹脂
液状樹脂
液体として存在している感光性樹脂に、UV光を当てて硬化させ、デザイン通りに版を形成する工程です。
液状樹脂ってなに?
紫外線や短波長光に露光されると硬化する性質を持つ、液状の樹脂です。
厚みを自由に変更できることから、さまざまな印刷機に対応できるというメリットがあります。また、版面の弾力性が高いため、印刷時に紙粉などの埃を弾き飛ばし、印刷ロスを軽減することができます。さらに、溶剤を用いず水系の洗浄剤で現像可能であり、未硬化樹脂を再利用できるため、環境に優しいというメリットもあります。
高再現キャップ
通常の液状樹脂は硬度違いの2層構造(キャップ樹脂・ベース樹脂)で形成されていますが、製版時に再現性を高めたい箇所へ高再現キャップを塗布する事で3層構造になり、網点や細字の再現性を高め、段目を抑制する効果があります。
作業工程(流れ)
集版工程より、ネガフィルム+マスクフィルムを受け入れ